アルツハイマー病とビタミンB群 | みのり先生の診察室

アルツハイマー病とビタミンB群 | みのり先生の診察室 https://ameblo.jp/drminori/entry-12840868548.html?frm_src=favoritemail 2024-02-23 07:00:00 テーマ:栄養療法・サプリメント 父がアルツハイマー病になってから認知症について勉強するようになりました。   何が原因だったのだろう 薬以外にできることはないのか   色々と調べました。   そして行き着いたのがフェルラ酸とミエリン再生でした。   認知症の現場でドクターが使っている薬ではなく一応サプリメントということになっていますが、使ってみて変化を感じています。   以前ブログでも紹介しました。   『認知症に効果が期待できるサプリ』 受診された患者さんから同じ質問を数人から受けたのでブログで記事にします。 毎日読んでくださっている患者さんから「最近、サプリの記事がないので書いてほしい」とリ… ameblo.jp   書籍についてもご紹介しプレゼントしました↓   『『医師達が選んだ認知症への切り札 〜驚きの改善報告と「ミエリン仮説」の真実〜』』 先日、認知症サプリのフェルラ酸を飲んでいる患者さん向けに記事を書きました。  『認知症サプリを飲んでいる患者さんへ』私の父がアルツハイマー認知症であることは… ameblo.jp   ↑この本は認知症のご家族がいる方には是非お読み頂きたいです。   残念ながらアルツハイマー病は治りませんが、進行を遅らせることはできています。   一番は介護をしている母の負担を減らすのが目的なので、メマンチンを服用しながらフェルラ酸を飲んでもらっています。   Mガードは効きすぎて元々の性格が出てきて、介護がしにくくなるのです   栄養療法もやっているのですが、オーソモレキュラー学会で柳澤先生の記事がとても良かったのでシェアしたいと思います↓   食事とライフスタイルで将来のアルツハイマー病を予防:英国から世界に発信する国際プロジェクトがスタート 食事とライフスタイルで将来のアルツハイマー病を予防:英国から世界に発信する国際プロジェクトがスタート isom-japan.org   記事をまとめると   ーーーーーーーーーーーーーーーーー   ・アルツハイマー病の中で遺伝子によって引き起こされる例は1%   ・殆どのアルツハイマー病は予防が可能 ・クスリではなく、ライフスタイルでアルツハイマー病を予防するプログラム ・血漿ホモシステインの上昇とビタミンB群(葉酸ビタミンB12、およびビタミンB6)の血中濃度の低下が、病理学的に確認されたアルツハイマー病および脳血管性認知症を発生させる重要な危険因子であることを発見 ・高用量のビタミンB群の投与により軽度認知障害のある高齢者の脳萎縮の加速率を53%以上も大幅に減らすことがわかった ・「食事とライフスタイルによってアルツハイマー病が予防できる」   アルツハイマー病を予防する食事とライフスタイル   ・低糖質ダイエット ・脳機能を高める脂質(オメガ3脂肪酸、リン脂質、ビタミンDなど)の摂取   ・ビタミンB群を摂取して血中ホモシステイン値を低く保つ   ・アンチエイジングを期待できる抗酸化物質やポリフェノールの摂取   ・健康な腸内環境による健康な腸脳相関を維持   ・健康な身体を保つ運動やアクティブな日常生活   ・社会や周囲に積極的に前向きに関って活動する   ・良い睡眠、安定した精神、明確な生きる目的を持つ   ーーーーーーーーーーーーーーーーー   というわけで、ビタミンB群を補うことにしました。   私も予防のために新たにビタミンB群サプリを足しました。   発症してからでは遅いので・・・。   遺伝性だったら困るし   子供たちに迷惑かけたくないですしねぇ・・・。   ビタミンB群はあらゆる代謝経路に関わっている重要な栄養素。   またビタミンB群を補給すると疲労回復が促進するというデータも出ています。   疲れたときの補給もオススメです。   マルチビタミン&ミネラルにもビタミンB群は入っていますが、しんどい時だけでも追加で補うといいでしょう。   というわけで、新たに取り扱うサプリが増えました。   毎日服用してもいいですし、時々服用でもいいと思います。   アルツハイマー認知症の人には是非とも摂って欲しい栄養素です。 診療所のセラピードッグ「ラブ」 犬も人間と同じように認知症になります だから知育トイを使って 頭のトレーニング ラブも犬用フェルラ酸とMガードを 服用しています   以下、省略 以下、オラのコメント これはガラホからのコピーなので、Amebaブログの引用部分は本件ブログ元から当たってくださいね。